解析エンジニアの自動化 blog

コツコツと自動化した方法を残す blog

解析の実行を自動化!!

 

 

こんにちはm(_ _)m
仕事の自動化にやりがいと達成感を感じるガッくんです。

 

今日は固有値解析、静解析の自動化を考えます。ちなみに固有値解析、静解析といってもやり方も解析ソフトも沢山あります。この記事ではNastran系の固有値解析、静解析を考えていきます。

まぁ、解析エンジニアなので、文字通り解析します。

その際、計算サーバーへアクセス、ファイルの送受信、計算の実行を行います。

コマンドでカタカタやるのも良いんですが、TeraTermにはマクロ機能が有ります。Tera Term Language(TTL)という言語で拡張子は「.ttl」です。有るのもは使いましょう!!

 

それでは、計算サーバーへのLog in〜解析結果のOutputまでを自動化してしまいましょう。

プログラミング言語TTL、VBS、VBAを使います。

それぞれの言語で何を書くかは以下の通り。
VBS:TTLの実行
TTL:log in〜解析結果のOutput
VBA:セットアップ

 

【VBS:TTLの実行】
実行などのスイッチング動作は単純、簡単であればあるほど良いです。

VBSはドラッグ&ドロップを標準で実装できます。また、Windows OSなら動作します。

VBSは意外と優秀です。

作成するプログラムは以下の様にします。
解析に必要な設定ファイルをドラッグ&ドロップすると、TTLで書いたlog in〜解析結果のOutputのプログラムを実行する。

 

TTL:log in〜解析結果のOutput】
TeraTermが標準で備えているTTLというマクロ機能です。

安定動作第1です。標準での実装は理想的です。

作成するプログラムは以下の様にします。
計算サーバーにlog inし、解析に必要な設定ファイルをアップロードして、解析を実行し、解析結果を解析に必要な設定ファイルと同じディレクトリにダウンロードする。

 こ

VBA:セットアップ】
この手の自動化プログラムはユーザー名、パスワードなど使用者固有のデータが必要になります。

インストール(≒初期設定)の時にソースコードを使用者に編集してもらうのではなく、自動で書き換えるプログラムが必要になります。

作成するプログラムは以下の様にします。
ユーザー名、パスワード、その他使用者固有データを入力し、コマンドボタンをトリガーとしてVBSとTTLソースコードを書き換える。そして、デスクトップにショートカットを作成してアイコンの設定をする。

 

次回以降ソースコードを書いていきます。

 

以上