解析エンジニアの自動化 blog

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パソコンを起動するとプログラムが自動で実行させる設定にする[VBScript]



こんにちは。
仕事の自動化にやりがいと達成感を感じるガッくんです。


この記事の目次



背景・目的


毎朝会社でパソコンを起動させて、よく使うソフトウェアを起動して…というのはよくある話の様ですが、毎朝起動するソフトウェアなんてだいたい決まっています。

いちいちダブルクリックばっかりするのはやめましょう。

手動で設定するのもアレなんで、ファイルをドロップすると、次回からパソコンが起動したらソフトウェアを自動で起動する設定をしてくれるプログラムを作りましょう。



動作環境


Windows 7
Windows Scripting Host



プログラム

ソースコード


' ドロップされたファイルの取得
Set args = WScript.Arguments
 
' ドロップされたファイルのループ
For Each arg In args
   
    ' ドロップされたファイルのショートカットをスタートアップフォルダの中に作成する
    Call AddStartUpFolder(arg)
   
Next
 
Sub AddStartUpFolder(ByVal constPath)
  
    pos = InStrRev(constPath, "\")
    constName = Mid(constPath, pos+1)
   
    rDir = GetStartUpFolders()
    fPath = rDir & "\" & constName & ".lnk"
   
    Set myWSH = CreateObject("WScript.Shell")
    Set sc = myWSH.CreateShortcut(fPath)
    sc.TargetPath = constPath
    sc.Save
   
End Sub
 
Function GetStartUpFolders()
   
    Set myWSH = CreateObject("WScript.Shell")
    GetStartUpFolders = myWSH.SpecialFolders("StartUp")
   
End Function


VBScript ファイルの作り方

①上のソースコードを[メモ帳]にコピペします。
②[名前を付けて保存]をします。
③[ファイル名]の最後に[.vbs]を付ける。
④[ファイル種類]の[すべてのファイル]を選択する。
⑤[保存]ボタンを押す。



結果


図1 出来上がった VBScript



コメント

VBScript は気軽にドラッグ&ドロップが使えるので、VBScript ファイルの保存場所や管理方法を工夫すれば、作業の効率向上が出来ます。

リンクの記事でアプリケーション化について書いています。
Excel VBA と VBScript で 自作アイコンとドラッグ&ドロップが出来るアプリケーションを作る - 解析エンジニアの自動化 blog

パソコンを付けたら自動でプログラムが実行できる様になったので、定型的な業務を完全にプログラムで自動化出来れば、パソコン付けて待ってるだけで業務が終わらせられる様になりますね。



以上